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2019年4月14日日曜日

老人ホームから高齢者病院へ

前立腺癌とは関係ないですが・・
やがて誰でも迎える要介護の必要性が高い死まで過ごす場所ですが、

兄は大学病院でのできうる限りの治療や治験もやり・・
それでも日に日に悪くなる一方で、認知機能、運動機能、視覚、聴覚障害、言語障害など生活の質は落ちてゆく一方です。
そろそろ病気宣告から1年10ヶ月目に入りますが
余命の中央値が1年、それも19ヶ月を超えた。
もう治療の方法はないです。

画期的な新薬、治療法の登場には生命は多分間に合わないでしょう。
改めて
膠芽腫という脳の腫瘍の恐ろしさを実感してきました。

あとはいかにして、残された時間を有意義に過ごすことですが
それも、食事以外はすぐに寝てしまう。
排泄も自分ではできなくなった。
周りの負担は毎日毎日多くなっていく・・
私は別世帯なので、週に1度ぐらい呼び出されるぐらいだから
いいが、家族は24時間大変です。

そいうわけで、家族の介護の限界点に近づき、
最初は歩いて数分の高級介護つき老人ホームに入れた。
しかし、病院ではないので
建物や部屋は綺麗で良いが、介護人不足やらで、
排泄もままならなく、
家族は不満で、昼間は毎日つきそう、家族の負担は減らない。
そこで、近隣の高齢者病院に転院した。
行ってみれば高級ホスピスですね。
医者は毎日常駐しており、介護ヘルパーの人数は多く
看護師も多い・・
何もかも至れり尽くせりである。
家族はやっと安心してあづかっていただくことができたようです。

しかし、個室1ヶ月90万円はごく一部の裕福な人々しか入れないです。

ここでも所得格差で、低所得者の私は今後どうなっていくのか
考えてしまう。
というか・・何か社会に腹立たしさ、怒りを覚え・・
複雑な気持ちで転院の日の病院を後にした。

社会は公平に価値を再分配していない・・

ましてやフリーランスの人間は保証も何もない・・
でも社会はフリーランスの人間もいないと困るはず・・
非正規雇用の人間も必要・・
汚い3Kと言われる仕事をする人も必要だ・・

皆、人間、価値は変わらずあり、社会の富を生み出している。
30代40代の頃は多額の税金も払ってきた・・
なのに・・今は低所得者層
最下層だ・・
歳はとっていく・・・国民年金は少ない・・
医療費はかかる・・
がんの再発不安に怯え・・ながら
毎日長時間パソコンに向かってわずかなお金を稼いでいるが・・
どうするんだ・・俺。どうなるんだ俺。






2019年2月12日火曜日

死は誰一人体験できぬもの・・

死ぬとはどういう事なのか?
いきている意味とは?
と自分の癌や、家族とか友人とか自分の関係性のある
人間たちの癌を始めさまざまな病を身近に感じながら
いつも思うようにここ数年なった。

昨日も地球温暖化は嘘だで有名な武田 教授の話をyoutubeで
聞いていて、面白かったのは

他人の死を見ることはできるが、誰一人として
自分の死を体験した人間はいないと言うことです。
体験とはともかく0.1秒でもあとに、その体験を自分の五感で
認識することなので、死んでしまえば五感はその瞬間からなくなり
すなわち自己も なくなるわけで、死んだと言うことは誰一人として
体験できないのです。

臨死体験はよく聞きますが、あれは死んでないので
死ではない・・と。

そう考えることで、死を恐れることはない。
いつ来るかわからない死の恐怖に心も体も奪われてしまうより
今日・・今を生きて楽しめばいいと思うようになった・・

実際に、余命宣告されたら、自分はどう言う行動、心理に
なるのは全くわかりませんが・・。