2018年6月10日日曜日

23ヶ月目の経過観察

昨日は前立腺全摘後23ヶ月目の経過観察でした。
前回の膀胱異物侵入摘出手術の経過も・・

PSAは0.43に上がっていました。
膀胱異物侵入摘出手術で尿道や縫合あとをいじったせいもあるのかもと担当医はおっしゃっていましたが、それもあるが確実にがん細胞は増殖しているのだと思います。
尿もれが再開してからまた150ccタイプのPADをつけて暑い中、病院までいき
病院まで歩いて12分、家から5分の往復でかなり尿が漏れる。
先生は改善はするとおっしゃってましたから、信頼して治ると信じます。
5月から担当医が代わり、今度の先生は前向きで楽観的に物事をおっしゃるので
患者としては、わからないとか言われるより全然気持ちが違い、モヤモヤ感がなく
前向きになれるから、先生が変わってよかった、前の先生も真面目で良い先生とは思いますが
無口であまり説明がないと患者は不安というより、何か毎回モヤモヤした気持ちで
診察終えるのはスッキリしなかった。

それはさておき
次の治療段階は放射線ですが

もうあまり先延ばしも不安です。
先生は
膀胱異物侵入摘出手術の傷は多分治っているので

放射線治療はできると言ってましたが判断は放射線科の専門医にあとは任せるとのこと

明日はまた病院で今度は
放射線科です。MRIと問診があり
そこでまた相談でしょう。


6月の末ごろから放射線治療は始まるという感じがします。
尿もれが治らないうちはやりたくないが、あまり先延ばしも危険かも・・後遺症の不安はなってからすればいい・・と思うが。
正直、このまま進めば慢性的な尿もれが続くんじゃないかと思ってしまう。

今の自分に向き合って自分でできることはして改善していくしかないね。




2018年6月8日金曜日

蓄尿と尿排出のメカニズム

ほぼ治ったと思った尿もれが、2週前の膀胱異物取り出し手術から
前立腺全摘直後の状態に戻ってしまたので、
この暑さの中で、また150CCタイプの尿もれパッドをつけて生活は
悩ましい。

どうしてそうなってしまうのか・・・

ネットの相談室での回答が

引用________________
前立腺がんでの全摘術では、外尿道括約筋は切断しません。 術後の尿失禁は、内尿道括約筋が無くなること、周囲を触ることや、吻合後に多少漏れる尿などで、マヒするために起こります。 今回の術後の尿失禁も同様のことのためだと考えますので、徐々に良くなると思います。
_______________________



外尿道括約筋と 内尿道括約筋があることを私は知らなかった。尿道括約筋は一つだと思い込んでいた。

この説明で、よくわかった。

下のサイトの説明図を見るとよくわかります。
排尿と蓄尿のメカニズムhttps://www.med.nagoya-u.ac.jp/haisetsu/byouin_03.html名古屋大学医学部総合ポータル

骨盤底筋の上に
外尿道括約筋がある、この筋肉は随意筋なので
自分の意思でコントロールできる
手術ではこれをとっていないので骨盤底筋を鍛えるといいという理屈がわかるね。

2018年5月29日火曜日

尿もれ_全摘後の状態に戻る・・悲

膀胱内に入った手術用クリップの取り出し手術から1週間すぎました。尿もれが全摘後の状態に戻ってます。
医師の説明は尿道も尿道から膀胱鏡カメラや電気メスが入ったので
尿道内が少し削られるのは仕方ないとかの説明ですが
抜いて家に帰ってから尿もれ点滴状態は続きました。
やっと2年かかって外出時だけ20CCタイプの尿もれパッドに
なって喜んでいたのですがまた2年前の150CCタイプのうっとおしいPADに戻ってしまいました。(色々使ってみましたが、うっとおしくてもこれがベストでした。コスパもいいし。陰部を包まないでおしめのように広げて使う方が良いですよ〜)
これから暑い時期に向かって150CCタイプは蒸れてきついです。

医師は尿もれは落ち着くまで3ヶ月はかかるかもとか言ってました。

今日は兄の手術があり、往復2時間電車に乗りますので
尿もれが不安です。乗り換えがありますので
その駅ごとに交換かも・・・・です。

でも

尿管抜いてから5日すぎて少しは落ち着いてきたようです。

多分遅くても8月、早ければ6月の後半から
PSA数値から再発宣告のため放射線治療が7週間始まるわけですから
これが終わらないと落ち着きません。

来月上旬に泌尿器科で血液・尿検査・その2日後に放射線科MRIと問診があります。
それで今後のスケジュールは少しはわかるかもです

膀胱内に入った手術用クリップの取り出し手術なんて
余計なことがあって、放射線治療が遅くなるのは
不安がますばかりです。

放射線治療の後遺症でまた頻尿や尿もれが始まるのでしょうか・?

2018年5月26日土曜日

膀胱内結石手術を終えて・・結石ではなかった!?
















膀胱内結石手術を終えて約1週間の入院で昨日、退院しました。
術後報告の結果、結石と思われていたものは結石ではなかった。
なんと・・CTやレントゲンには映らない透過性のプラスチックでできた医療用の
クリップでした、


精嚢摘出の時に精嚢から精巣(睾丸)への細い管を結索するクリップが
膀胱に迷入したらしいです。この迷入という意味が入院中、医師に3度くらい説明を求めたが

聞いてもなんだか意味がわからなかった・・(自分はバカか??)
家に帰り摘出してもらってきたクリップを検索して調べて見たら下記のような
PDFが見つかった。なんとこのクリップではないか!(
Hem-o-lok ®クリップ)

今回の手術の原因はわかりましたが、術後、尿道の管を外した日から。点滴ように
ポタポタと落ちていく尿漏れ・・やっと全摘後2年かけて治りかけた尿もれが
また再開しました。医師はまた骨盤底筋体操をやってくださいとか・・・
3ヶ月ぐらいで改善すると思うとおっしゃってましたが、
またこの暑さの中、150CCタイプの尿漏れパッドを1日中装着は厳しいです。
手術後の痛みはなかったです。
集中治療室の18時間は辛かった、喉の異常な乾き、頭痛・・発熱。
時間点滴や尿道管などがうっとおしかったですが
全摘と違って
集中治療室出た後の3日間はのんびり過ごせて、よかったですが
尿漏れが振り出しに戻った感じ
だけが憂鬱でした。



http://www.uro.jp/chihoukai/pdf/309.pdf____から引用
15.腹腔鏡下前立腺全摘除術後尿道内に Hem-o-lok ®クリップ迷入を認めた 1 例 河田達志、能勢宏幸、大枝忠史(尾道市立市民)別宮謙介(岩国医療センター) 症例は 69 歳男性、前立腺癌 cT1cN0M0 の診断で腹腔鏡下前立腺全摘除術を施行した。 術後半年経過し肉眼的血尿の訴えを認めた。膀胱鏡では膀胱尿道吻合部 2 時方向より尿道 内に突出した白色の人工物を認め Hem-o-lok ®クリップ(以下クリップ)と考えられた。可動 性を認めず経尿道的摘出術を予定した。術中硬性鏡でクリップ埋没部を観察するもクリッ プ端は確認出来なかった。把持鉗子を用いて膀胱内に牽引すると、クリップの咬み合わせ が外れ、容易に摘出しえた。クリップ突出を認めた部位に明らかな穿孔は認めなかった。 本症例では術中左側神経温存の際、神経血管束をクリップを用いて処理していた。この クリップは非吸収性のポリマーを使用した X 線非透過性クリップで、ロッキング機構があ り外れにくい特徴を持ち、ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術、腹腔鏡下前立腺全摘除 術の側頚処理、血管処理に用いられることがあるが、稀に膀胱内に迷入し、結石を形成し た報告やびらんを合併し吻合部狭窄をきたした報告がみられる。 上記合併症予防のためには尿道近傍の神経血管束を止血する際は出来る限りクリップ以 外の方法で止血することが望ましいと考える。

2018年5月17日木曜日

大きく変わる 癌治療最前線をみて

昨晩、WBSの未来世紀ジパングで「大きく変わる 癌治療最前線」
をみて,ロボット手術は今はダビンチ独占ですが
ダビンチの最大の欠点と言われる、触感がないのをカバーする
ロボットを日本の企業が開発中らしいです。
世界でも数社がダビンチをしのぐロボットを開発中らしいですね。
そうなると価格競争や技術競争の原理が働きますので。
低価格化も進んで患者にはいいことだと思います。

重粒子線治療は、前立腺癌と数種の癌にも保険適用になりこれも楽になる気配・・・しかしこれはかなりの設備投資が必要みたいですね〜
サッカーコートほどの面積の速器が必要みたいです。
効果のほどは症例数が少ないみたいです。

以前、ここでも紹介した光免疫治療は、これが一番希望が持てます。
早く実用化してほしいですね 〜

がん患者一人ひとりの遺伝情報をもとに最適な薬を選ぶ「がんゲノム医療」抗がん剤の明るい希望です。

放送ではやってなかった、ウイルス療法もかなり期待がもてます・

兄が進行性膠芽腫で今月再手術ですが・・・
これも早く実用化を願っております






2018年5月14日月曜日

放射線治療のコンサルを受けました。

土曜日は膀胱結石の手術のための診察や今までの前立腺全摘の経過観察で1日潰れましたが、今日はPSA上昇のため再発、そしてその治療のための放射線治療のために今から、コンサルをうけてきました。
待ち時間はほとんどなかったので助かりましたが、
1日開けてのまた病院は疲れました。

膀胱結石の手術の結果、その傷跡がどの程度治るのやってみないとわかりませんが、それが治癒次第、放射線治療に移る予定です。
とりあえずは手術の結果如何がどうあれ来月MRIをとり、
何かないか検査です。(また・・か・・MRIはパニック障害で苦手だし、検査費が7000円ぐらいだったか・・)
そこから先は治癒次第でわかりません。
放射線は33回照射で全面的にIMRTでと思い込んでいましたが
一部使用という事らしいです。この辺の説明は摘出あとなので
他に転移が今のところ、ないようですので摘出あとの周辺を広範囲でやるのかな・・重篤な後遺症はないかもという話ですが
頻尿や排尿痛などは50%確率で出るみたいです。
約7週間の病院通院は時間帯にもよりますが、疲れそうです。
やはり近いほうがよかったのかもです。

2年ぐらい経って、稀に直腸出血があるそうです。
それは放射線照射でどうしても直腸照射は避けられず
その箇所の血管がダメージを受けて、
体がその血管再生のために毛細血管を作り、
それがまだやわなうちは、何かのきっかけで出血するそうです
そのため2年とか1年の時間経過のあとに出血するとい理屈です。

まずは膀胱結石の手術に気持ちは集中です。
ああ・・今週末から入院手術かと思うと気が重い・・・
自分の入院中に兄が入院なのでそっちも気になる。


2018年5月13日日曜日

5月の経過観察と膀胱結石手術早まる。

先日、経過観察と6月に予定されていた膀胱結石手術が病院の都合で
今月の21日に早まりました。

早くなったのは伸ばされるより不安が小さくなりますので
よかったです。
今月から担当医の移動により、新しい担当医師が決まりました。
前の先生が悪いとかではなく、今度の先生ははっきりしたものの言いようで、私としてはわかりやすく話しやすい感じで好感を持ちました。
医師の技量や能力は素人の私にはわかりませんので、今後何十年と続く
経過観察・治療が信頼と安心感、何よりも少しでも明快になるのは
歓迎すべき事です。
昨日は、問診のあと、手術にあたっての各種検査があり
肺機能、胸とお腹のレントゲン、血液検査、心電図などを次々と
受信して最後にもう一度泌尿器科での検査結果と問診、
そして、入院手続き事務と会計が終わったのはもう1時前でした。

今日は兄の脳腫瘍再手術の一報も入り慌ただしく1日が終わり
疲れました。しかし、兄の方が深刻で心配です。



経過観察ですがPSAは2月が0.3.1でした、今回は0.37でした、
去年から事にかけて倍になりその後3ヶ月ごとに0.03づつ増加なり、今回は0.06増加です
上昇は上昇ですが
去年に倍になった時期があったので増加としては急上昇ではないので
次の放射線治療までは0.5以下であって欲しいと単純に思いましたが
この辺の数字の範疇では専門的にはあまり意味ないのかもしれません。


膀胱結石手術が順調に治ったとしても、次の治療のIMRTは
準備段階も含め多分早くて6月の下旬カモですが、
これは手術結果予後がどうなるかで、大幅に変わるかもです。
私は今回のPSAが多分0.5を超えていると思ってましたから
心理的に余裕が出ました。これもイメージ的な多分素人考えです。

とにかく放射線治療が終わらないと物事に集中できないので
それが終われば、結果はどうあれ、
月曜日にまた病院でIMRTのコンサルを受けに行きます。
もう毎日病院いっているようなイメージです。

も少し落ち着いたら次は眼科かなと思います。
目の霞は治りませんし、症状は白内障とは少し違うような感じもします。活字を読むのが辛いし、明るい屋外でものを見るのが嫌になります。眩しいという感じはありません。
これも今のQOLを下げている原因の一つです。

こうやって、体の不調は一つづつ解消していくほかないですので
楽しい70代の生活に向かって、頑張るしかないですね。