2018年6月20日水曜日

そもそもなぜ放射線で治療ができるのか??

今日から放射線照射の33回の最初の日です。
痛くも痒く無い治療ですが15分ぐらいで終わりました。
位置合わせみたいなことも含め今日で3日目の通院で自営業者で家で仕事をしていますので通勤に慣れてなく早くもなんだか疲れました。
これが後、32回あると思うと・・なれるかな・・

単純な疑問ですが
なぜ、放射線による治療が可能なのか・・?それも連続、週に5日約6週間も?

下記のサイトの引用ですが・・・なるほど・・__________
http://www.fujimoto.or.jp/tip-medicine/lecture-34/index.php


3.放射線治療のしくみ多量の高エネルギーのX線、電子線、粒子線を細胞に照射すると、物理的、生物学的作用により破壊に至らせて細胞が分裂増殖できなくなります。ではなぜ、放射線による治療が可能なのでしょうか?
1)時間的線量分布の工夫正常細胞とがん細胞では放射線に対する感受性が違います。
※Bergonie-Tribondeauの法則・細胞分裂頻度の高いものほど感受性が高い・将来行う細胞分裂の数が多いものほど感受性が大きい・形態および機能が未分化のものほど感受性がたかい
がん細胞と正常細胞では上の法則にのっとると、がん細胞のほうが放射線の感受性が高い(放射線に弱い)ことになります。
右の図のように1回に少量の(2Gy)の放射線を照射すると、正常細胞と腫瘍細胞ではダメージの大きさが異なります。これを何回も繰り返すことによりその差を広げていき、腫瘍細胞にだけ回復できないまでのダメージを与えるのが分割照射です

2018年6月18日月曜日

放射線治療の位置合わせ?

今日は20日から始める放射線治療のCTでの位置合わせで
陰部丸出しのまま横たわり、赤いマーカーで十字の印をつけられました。
大学の実習生らしき女子学生がガラス越しにみていたので、なんとも
あられのない姿をみられ恥ずかし〜〜

明日もまた同じように印をつけるとかです。

明後日から始まる放射線治療は9時半からです。

少し前に受付を済ませるのでやはり8時には家を出た方が良さそうです。
通勤ラッシュ時かな・・・
各駅でのんびり行くか・・・

なにはともあれ・・結果がでなければ、体のダメージを残して
もちろん医療費も無駄になる。


あ〜これから34日間辛い夏になりそうです。

2018年6月12日火曜日

来週から約33回の放射線治療が決まりました。

昨日、放射線治療のためのMRIと問診を受けるために
また、病院に言ってきました。
苦手なMRIは30分かかってましたね、じっとしての30分はパニック障害、強度の耳鳴りの持病持ちにはかなり辛い、
昨日はヘッドフォンでビートルズメドレーを30分聴きながらでした。
とりあえず無事にすみ、その後の問診で2週間前の手術の傷は
大丈夫とのことで、早速来週から照射に入ります。
18日はCT検査、19日は照射位置合わせとかだそうです
20日から週5日約7週間は毎日病院通いです。
これが勤務している人だときついでしょうね。
2ヶ月午後出勤になるかな・・

自営業ですので時間の都合はなんともなるのが幸いです。

来週から風邪などひかぬように、人混み避けて、
お酒もたちます。舐める程度はいいのかな??

とりあえずは、スケジュールがわかり前に進みますので、落ち着く・・

2018年6月10日日曜日

23ヶ月目の経過観察

昨日は前立腺全摘後23ヶ月目の経過観察でした。
前回の膀胱異物侵入摘出手術の経過も・・

PSAは0.43に上がっていました。
膀胱異物侵入摘出手術で尿道や縫合あとをいじったせいもあるのかもと担当医はおっしゃっていましたが、それもあるが確実にがん細胞は増殖しているのだと思います。
尿もれが再開してからまた150ccタイプのPADをつけて暑い中、病院までいき
病院まで歩いて12分、家から5分の往復でかなり尿が漏れる。
先生は改善はするとおっしゃってましたから、信頼して治ると信じます。
5月から担当医が代わり、今度の先生は前向きで楽観的に物事をおっしゃるので
患者としては、わからないとか言われるより全然気持ちが違い、モヤモヤ感がなく
前向きになれるから、先生が変わってよかった、前の先生も真面目で良い先生とは思いますが
無口であまり説明がないと患者は不安というより、何か毎回モヤモヤした気持ちで
診察終えるのはスッキリしなかった。

それはさておき
次の治療段階は放射線ですが

もうあまり先延ばしも不安です。
先生は
膀胱異物侵入摘出手術の傷は多分治っているので

放射線治療はできると言ってましたが判断は放射線科の専門医にあとは任せるとのこと

明日はまた病院で今度は
放射線科です。MRIと問診があり
そこでまた相談でしょう。


6月の末ごろから放射線治療は始まるという感じがします。
尿もれが治らないうちはやりたくないが、あまり先延ばしも危険かも・・後遺症の不安はなってからすればいい・・と思うが。
正直、このまま進めば慢性的な尿もれが続くんじゃないかと思ってしまう。

今の自分に向き合って自分でできることはして改善していくしかないね。




2018年6月8日金曜日

蓄尿と尿排出のメカニズム

ほぼ治ったと思った尿もれが、2週前の膀胱異物取り出し手術から
前立腺全摘直後の状態に戻ってしまたので、
この暑さの中で、また150CCタイプの尿もれパッドをつけて生活は
悩ましい。

どうしてそうなってしまうのか・・・

ネットの相談室での回答が

引用________________
前立腺がんでの全摘術では、外尿道括約筋は切断しません。 術後の尿失禁は、内尿道括約筋が無くなること、周囲を触ることや、吻合後に多少漏れる尿などで、マヒするために起こります。 今回の術後の尿失禁も同様のことのためだと考えますので、徐々に良くなると思います。
_______________________



外尿道括約筋と 内尿道括約筋があることを私は知らなかった。尿道括約筋は一つだと思い込んでいた。

この説明で、よくわかった。

下のサイトの説明図を見るとよくわかります。
排尿と蓄尿のメカニズムhttps://www.med.nagoya-u.ac.jp/haisetsu/byouin_03.html名古屋大学医学部総合ポータル

骨盤底筋の上に
外尿道括約筋がある、この筋肉は随意筋なので
自分の意思でコントロールできる
手術ではこれをとっていないので骨盤底筋を鍛えるといいという理屈がわかるね。

2018年5月29日火曜日

尿もれ_全摘後の状態に戻る・・悲

膀胱内に入った手術用クリップの取り出し手術から1週間すぎました。尿もれが全摘後の状態に戻ってます。
医師の説明は尿道も尿道から膀胱鏡カメラや電気メスが入ったので
尿道内が少し削られるのは仕方ないとかの説明ですが
抜いて家に帰ってから尿もれ点滴状態は続きました。
やっと2年かかって外出時だけ20CCタイプの尿もれパッドに
なって喜んでいたのですがまた2年前の150CCタイプのうっとおしいPADに戻ってしまいました。(色々使ってみましたが、うっとおしくてもこれがベストでした。コスパもいいし。陰部を包まないでおしめのように広げて使う方が良いですよ〜)
これから暑い時期に向かって150CCタイプは蒸れてきついです。

医師は尿もれは落ち着くまで3ヶ月はかかるかもとか言ってました。

今日は兄の手術があり、往復2時間電車に乗りますので
尿もれが不安です。乗り換えがありますので
その駅ごとに交換かも・・・・です。

でも

尿管抜いてから5日すぎて少しは落ち着いてきたようです。

多分遅くても8月、早ければ6月の後半から
PSA数値から再発宣告のため放射線治療が7週間始まるわけですから
これが終わらないと落ち着きません。

来月上旬に泌尿器科で血液・尿検査・その2日後に放射線科MRIと問診があります。
それで今後のスケジュールは少しはわかるかもです

膀胱内に入った手術用クリップの取り出し手術なんて
余計なことがあって、放射線治療が遅くなるのは
不安がますばかりです。

放射線治療の後遺症でまた頻尿や尿もれが始まるのでしょうか・?

2018年5月26日土曜日

膀胱内結石手術を終えて・・結石ではなかった!?
















膀胱内結石手術を終えて約1週間の入院で昨日、退院しました。
術後報告の結果、結石と思われていたものは結石ではなかった。
なんと・・CTやレントゲンには映らない透過性のプラスチックでできた医療用の
クリップでした、


精嚢摘出の時に精嚢から精巣(睾丸)への細い管を結索するクリップが
膀胱に迷入したらしいです。この迷入という意味が入院中、医師に3度くらい説明を求めたが

聞いてもなんだか意味がわからなかった・・(自分はバカか??)
家に帰り摘出してもらってきたクリップを検索して調べて見たら下記のような
PDFが見つかった。なんとこのクリップではないか!(
Hem-o-lok ®クリップ)

今回の手術の原因はわかりましたが、術後、尿道の管を外した日から。点滴ように
ポタポタと落ちていく尿漏れ・・やっと全摘後2年かけて治りかけた尿もれが
また再開しました。医師はまた骨盤底筋体操をやってくださいとか・・・
3ヶ月ぐらいで改善すると思うとおっしゃってましたが、
またこの暑さの中、150CCタイプの尿漏れパッドを1日中装着は厳しいです。
手術後の痛みはなかったです。
集中治療室の18時間は辛かった、喉の異常な乾き、頭痛・・発熱。
時間点滴や尿道管などがうっとおしかったですが
全摘と違って
集中治療室出た後の3日間はのんびり過ごせて、よかったですが
尿漏れが振り出しに戻った感じ
だけが憂鬱でした。



http://www.uro.jp/chihoukai/pdf/309.pdf____から引用
15.腹腔鏡下前立腺全摘除術後尿道内に Hem-o-lok ®クリップ迷入を認めた 1 例 河田達志、能勢宏幸、大枝忠史(尾道市立市民)別宮謙介(岩国医療センター) 症例は 69 歳男性、前立腺癌 cT1cN0M0 の診断で腹腔鏡下前立腺全摘除術を施行した。 術後半年経過し肉眼的血尿の訴えを認めた。膀胱鏡では膀胱尿道吻合部 2 時方向より尿道 内に突出した白色の人工物を認め Hem-o-lok ®クリップ(以下クリップ)と考えられた。可動 性を認めず経尿道的摘出術を予定した。術中硬性鏡でクリップ埋没部を観察するもクリッ プ端は確認出来なかった。把持鉗子を用いて膀胱内に牽引すると、クリップの咬み合わせ が外れ、容易に摘出しえた。クリップ突出を認めた部位に明らかな穿孔は認めなかった。 本症例では術中左側神経温存の際、神経血管束をクリップを用いて処理していた。この クリップは非吸収性のポリマーを使用した X 線非透過性クリップで、ロッキング機構があ り外れにくい特徴を持ち、ロボット支援腹腔鏡下前立腺全摘除術、腹腔鏡下前立腺全摘除 術の側頚処理、血管処理に用いられることがあるが、稀に膀胱内に迷入し、結石を形成し た報告やびらんを合併し吻合部狭窄をきたした報告がみられる。 上記合併症予防のためには尿道近傍の神経血管束を止血する際は出来る限りクリップ以 外の方法で止血することが望ましいと考える。